昨今「地方創生or地方消滅」というような議論も出ている中で、各自治体における最大の課題は、中長期的な住民の維持・増加ではないでしょうか。
そのためにすでに、各自治体において移住の促進に向けた様々な施策に取り組まれていることかと思います。一方で、移住の促進は、「言うは易し」で、実際の現場では様々な問題が起きているという一面も垣間見ます。
私達は、教育NPOとして長年若者支援に従事してきた経験から、中長期的に各自治体の核となる若い世代を継続的に招き入れていくためには、“教育”を核とした取り組みが必要だと考えています。
本セミナーでは、これまで弊会が取り組んできた、もしくは取り組もうとしている具体的な教育改革の内容と、それらを実現する改革推進の実践知を各自治体の皆様と共有させて頂きます。
優れた教育の提供を通じて、各地域において若者たちが未来に希望を持てる社会づくりに貢献できれば幸いです。
このような方はぜひご参加ください!
・自地域の生徒だけでは地元の高校を存続できないため、全国募集を進めたい。
・生徒の全国募集を進めるために高校の魅力化を進めたい。
・高校の魅力化の看板プログラムとして寮を位置付けたい。
・地元の大学に若者を呼び込むための具体策を知りたい。
・地元の大学との連携に向けた具体策を知りたい。
・今取り組みを開始しないと、今後の激変期は生き残れないと思っている。
・NEWVERYの活動を詳しく知りたい
プログラム
【オープニング】挨拶及び開催の趣旨説明 13:00-13:15
【第1部】高校の魅力化 13:15-14:15
「教育寮を核とした高校の魅力化」~全国募集の切り札を構築する方法~
NEWVERYの活動:
・今後の入試改革に備え、未来志向の高校生育成のために、地方の高校の教育的価値を高めて全国募集を行う行政の取り組みを支援
⇒ある公立高校の全国募集に伴い、寮設立のプロデュースを実施中
(寮内設計/寮コンセプト立案/スケジュール管理/寮則/寮運営者研修/寮母マネジメント)
・運営のノウハウ共有、高校→大学を寮で繋ぎ、寮の教育的向上のための横の繋がり強化
⇒2016年4月に教育寮推進ネットワークを発足予定。2015年9月にプレイベントを行い約35の大学・高校・行政の担当者が参加。
【第2部】高大接続 14:15-15:15
「地域の大学の魅力をどう伝えるか?」~他地域の高校生を惹きつける方法~
NEWVERYの活動:
・2013年から高校生のための進路発見プログラムとして高校生が普段の大学の授業に参加する「WEEKDAY CAMPUS VISIT」の本格展開を実施中(6,000人以上の高校生が参加)。
・入学後の学生の成長を担保できる教育力の高い大学を可視化するために、「地方創生×教育」アワードの創設を検討中。
【第3部】大学改革 15:30-16:30
「大学の資源を活用した地方創生」~大学と地域を継続的につなぐ方法~
NEWVERYの活動:
・2014年から「大学教職員研修センター」の運営を開始し、翌年「大学プロフェッショナルセンター」に改称。これまで16大学・専門学校グループに対して、経営改革・教育改革の支援を実施。
・アクティブラーニングの充実という流れの中で、大学と地域を継続的につなぐ拠点として「県民寮」の創設を検討中。
【第4部】質疑応答 16:30-17:00
セミナー概要
日時 2015年11月25日(水)13:00~17:00
場所 TKP品川カンファレンスセンター カンファレンスルーム4G
(JR品川駅高輪口より徒歩1分)
参加費 無料
申込み 申込みフォームよりお申し込みください。
主催 NPO法人NEWVERY
講師紹介
▼山本 繁 Shigeru YAMAMOTO
NPO法人NEWVERY理事長、日本中退予防研究所所長
慶応義塾大学卒業と同時にアート教育NPO「コトバノアトリエ」を設立。2006年からフリーター・ニート支援に活動を広げる。2008年法人化を契機に団体名称を「NEWVERY」に変更。同年のリーマンショック(金融危機)を契機に子供・若者たちが将来社会的弱者に転落することを未然に防ぐ活動が必要だと痛感し、2009年若者たちの未来を守る「日本中退予防研究所(運営:NEWVERY)」設立。以降、大学教育・経営の総合サポートとアーティスト支援の2軸で“若者たちが未来に希望を持てる社会づくり”に取り組んでいる。
これまで文部科学省高等教育局専門調査員(2012-2013)、中央教育審議会高大接続特別部会臨時委員(2012-2015)、広島県の教育を考える懇談会(広島県教育委員会)委員(2014-2015)、京都造形芸術大学アドバイザー(2011-2014)、京都光華女子大学EMIR部アドバイザー(2012-2013)、東京スポーツ・レクリエーション専門学校アドバイザー(2009-2011)など歴任。現在は大学教育再生加速プログラム(AP)プログラム委員、追手門学院大学大学教育再生加速プログラム(入試改革・高大接続)外部評価委員、学校法人滋慶学園EASTグループ顧問(教育改革担当)ほか、全国で大学経営戦略や中退対策の支援中。
▼小崎 文恵 Fumie KOZAKI
理事、事務局長、教育寮事業部ディレクター
兵庫県生まれ。立命館大学産業社会学部卒。GCDF-Japanキャリアキャリアカウンセラー。㈱パソナ(パソナキャリア)にてキャリアコンサルタントとして勤務した後、2014年7月よりNEWVERY常勤職員として勤務。2015年1月より事務局長兼任。2015年8月、教育寮事業部創設と同時に同事業部ディレクターに就任。
チェルシーハウス国分寺、高校魅力化プロジェクトにおける高校の教育寮プロデュース等に従事。
▼川原 祥子 Shoko KAWAHARA
NPO法人NEWVERY理事、高大接続事業部ディレクター
明治大学政治経済学部卒。大学卒業後、企業の人材開発・人材戦略に関わる会社に入社。採用コンサルタントとして、幅広い企業の採用プロモーションや採用業務の効率化、選考プロセスの設計および大学生の就職支援に携わる。企業研修の企画等の仕事を経て、2013年2月よりNEWVERY常勤職員として勤務。2014年1月よりWEEKDAY
CAMPUS VISITを発展させた高大接続事業部のディレクターに就任。
▼伊藤 俊徳 Toshinori ITO
NPO法人NEWVERY理事、高等教育事業部ディレクター
慶應義塾大学経済学部卒業。中央大学国際会計研究科修了(MBA in Finance)。経営コンサルタントとして、これまで企業を中心に50以上の組織の戦略立案・実行推進を支援。
2011年にNEWVERYフェロー(全体戦略担当)就任し、NEWVERYにおける高等教育関連の新規事業・サービスの企画に関与してきたが、日本の教育イノベーションの実現に注力するため2015年にNEWVERY理事、高等教育事業部ディレクターに就任。
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