【プレスリリース】NPO法人NEWVERY久米島高校教育寮、運営開始 -教育的価値のある寮生活で、高校魅力化を推進-

2016年4月4日

NPO法人NEWVERY久米島高校教育寮、運営開始

-教育的価値のある寮生活で、高校魅力化を推進-

教育と文化の2軸で“若者たちが未来に希望を持てる社会づくり”に取り組むNPO法人NEWVERY(東京都品川区)は、久米島町地域支援交流学習センター「じんぶん館」(高校生向け学生寮)の運営を開始いたします。今年度の「じんぶん館」ハウスマスターには、昨年度教育寮事業部にて主にチェルシーハウス国分寺の運営・広報を担当しておりました、中野友美子が就任いたします。

開所式は2016年4月4日、入寮式は6日に開催されます。

当団体は2014年3月より、「学生時代に、やりたいことを徹底的に」をコンセプトとする大学生向け学生寮「チェルシーハウス国分寺」を運営してきました。チェルシーハウスは、ただ共同生活するのみの従来の「生活寮」から、寮を学びの場と捉える「教育寮」への変革を掲げています。また本寮は、多くの教育関係者の注目を集め、全国の大学・高校・行政からの視察は、2年間で約35件以上となりました。さらにNEWVERYでは教育寮に関わる事業基盤を整えるため昨年8月に教育寮事業部を設立し、同年9月には、全国の寮関係者(大学・高校・行政)のネットワークである「教育寮オープンラボ」の発足イベントも行っております。こうした弊会独自のノウハウやネットワークをいかし、この度、沖縄県立久米島高等学校における教育寮の設立準備・運営に携わることと至りました。

久米島高等学校では、2年前より町が主体となり「久米島高校魅力化」の取り組みを行っています。具体的には、高校のカリキュラムの改善や町営学習塾の設置を通して、高校を魅力的なものにすると同時に、生徒の全国募集を行い、積極的に島外からの生徒を入学させる取り組みです。
今回設立する久米島町地域支援交流学習センター「じんぶん館」は、1階が学習センター(公営塾)と寮生用食堂、2・3階が寮生の居室となっており、高校魅力化の拠点ともいえる場所になります。

 社会がめまぐるしく変化するなか、社会で求められる人材や、久米島が輩出したい人材も変わりつつあります。そうした状況下、寮は、学校での勉強だけでは補えない、いわゆる人間力あるいは「非認知能力」を身につける場として可能性にあふれています。久米島出身の生徒と、全国から集まる生徒が、互いに刺激し合うことで学習習慣を身につけ切磋琢磨し合い、また地域の人々との関わりや文化・伝統などからたくさんのこと吸収し、寮に良い文化を育んでいきます。そして、島全体の教育の士気を上げ、良い影響を与えられることを期待しています。

NEWVERYでは、教育寮事業開始以前、2009年に大学・短大・専門学校からの中途退学の予防を通じ若者たちの未来を守る「日本中退予防研究所」を設立して以来、主に高等教育機関に対して教育改革、中退予防、修学・就職支援、高大接続、財務・資金調達、中期経営計画の立案・推進支援、広報、採用支援など幅広いテーマでご支援を行っております。こういった高等教育機関とのつながりも、NEWVERY独自の強みとして教育寮事業と連携させ、今後大学寮のプロデュースや、寮での高大接続などに取り組んでいきたい考えです。久米島高校の教育寮事業は、こういった取り組みの先駆けとして取り組んでまいります。

今後も “若者たちが未来に希望を持てる社会づくり”を目指して若者たちの未来を守る活動を推進して参ります。何卒よろしくお願い申し上げます。

【本プレスリリースに関するお問い合わせ先】
NPO 法人NEWVERY  
〒141-0031 東京都品川区西五反田7-13-6五反田山崎ビル5階
教育寮事業部  担当 :小崎・中野
TEL/FAX :050-1071-8324  E-mail :nv-info-poc※newvery.jp(※を@に変更して送信してください)   WebSite :https://www.legika.jp/


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